近年、椰子殻(ヤシガラ)活性炭の主要原料である「Coconut Shell Charcoal(ヤシ殻炭)」の国際価格が急激に上昇しています。
International Coconut Communityが公表している市場データによると、主要生産国であるインドネシア、スリランカ、インドでは、2024年後半から2025年にかけて歴史的な価格高騰が発生しました。

■ヤシ殻炭の取引価格

インドネシア :US$460/MT → US$1,000/MT超(約2.2倍)
スリランカ  :US$540/MT → US$815/MT(約1.5倍)
インド    :US$330/MT → US$990/MT(約3倍)

引用:International Coconut Community(ICC) Market Review

■活性炭価格にも大きな影響

原料価格の高騰に伴い、ヤシ殻活性炭の輸出価格も大きく上昇しています。
スリランカ  :US$3,000/MT → US$4,300/MT超(約1.4倍)
インドネシア :US$1,300/MT → US$2,200/MT超(約1.7倍)

今後も、原料不足や世界的な需要拡大により、高値基調が継続する可能性があります。

■価格上昇の主な要因

・世界的な脱臭・浄水需要の拡大
・VOC対策・環境規制強化
・水処理用途の需要増加
・原料ココナッツ殻不足(気候変動、温暖化、害虫被害など)
・エネルギーコスト上昇
・人件費・物流費の高騰

特に環境対策用途としての需要拡大により、高性能なココナッツ系活性炭への需要が世界的に増加しています。

■当社の取り組み・提案

ユー・イー・エスでは、用途・設備・コスト・環境性を総合的に考慮し、最適な活性炭ソリューションをご提案いたします。

・循環型素材であるSDGs炭のご提案
・用途に応じた最適なヤシ殻活性炭の選定
・安定供給を考慮した製品提案

活性炭の見直しやSDGs炭をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

※価格情報はICC公開データを基に作成しています。